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ユーロから始まる世界経済の大崩壊 格差と混乱を生み出す通貨システムの破綻とその衝撃 [ ジョセフ・E・スティグリッツ ]

格差と混乱を生み出す通貨システムの破綻とその衝撃 ジョセフ・E・スティグリッツ 峯村利哉 徳間書店ユーロカラハジマルセカイケイザイノダイホウカイ ジョセフイースティグリッツ ミネムラトシヤ 発行年月:2016年09月21日 予約締切日:2016年09月20日 ページ数:464p サイズ:単行本 ISBN:9784198642532 スティグリッツ,ジョセフ・E.(Stiglitz,Joseph E.)(スティグリッツ,ジョセフE.) 2001年「情報の経済学」を築き上げた貢献によりノーベル経済学賞受賞。

1943年米国インディアナ州生まれ。

エール大学はじめオックスフォード、プリンストン、スタンフォード大学で教鞭をとる。

1993年クリントン政権の大統領経済諮問委員会に参加、95年より委員長に就任し、アメリカの経済政策の運営にたずさわった。

97年に辞任後、世界銀行の上級副総裁兼チーフエコノミストを2000年1月まで務める。

行動する経済学者として、世界をめぐりながら経済の現状を取材し、市場万能の考え方を強く批判。

現在はコロンビア大学教授 峯村利哉(ミネムラトシヤ) 1965年生まれ。

青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒。

英米の翻訳で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 危ういユーロ/ユーロを構築した経済学の誤り/ヨーロッパのお粗末な成果/単一通貨が機能する条件とは?/不況を生み出す拡散型システム/不平等を拡大した欧州中央銀行/いかにしてトロイカ政策は、危機当事国を絞めあげて、不況へ落とし込んだか/失敗の上塗りをする構造改革/機能するユーロ圏の創設/円満な離婚は可能なのか?/“柔軟なユーロ”をつくる/未来へ向けて 単一通貨ユーロは、ヨーロッパに繁栄の共有を約束して誕生した。

しかし、実際にもたらされたのは、危機と不況に苦しむ新時代だった。

その危機は欧州を分裂に導き、さらに世界へ拡散しようとしている。

一体これはなぜなのか?ノーベル賞経済学者スティグリッツが、ユーロ・システムの致命的欠陥を喝破し、歪んだ通貨制度の末路と改革への道を示す。

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